本社は、お客様のオーダーに合わせて生産計画を立てて現場のスケジュールや納期の調整を行う生産管理、設備全般のメンテナンスや現場の要望に合わせて設備を整える技術設備、その他営業、マーケティング、総務・人事、広報、会計、IT等、現場力を支える本社機能を有しています。
スタッフ紹介
製品への想い
生産管理では、何度も仕様のトライアルを試みたり、ご希望の納期に間に合うよう試行錯誤を重ねながらお客さまのニーズにお応えしています。お客さまが求めている仕様が設備状難しい場合もありますが、納期を含めお客さまのご要望にお応えできるよう努力を続けています。
未来に向けて
働きやすい環境づくりはもちろん、若手の社員が迷わず仕事が覚えていけるようなマニュアルづくりや体制を整えたいと思っています。
また、既存製品に限らず、商品開発に力を入れ、新しいお客さまからもお問い合わせをいただけるようになっていきたいと考えています。
原材料部門
(エー・ケー・テック富山工場)
エー・ケー・テック富山工場は、全国から集められた古着・ユニフォーム・繊維くず等をリサイクルし、フェルトの原料となる「反毛」の材料を供給しています。
古着からボタンやファスナー、金具、ぱっと見ではわからないような隠しボタンもしっかりチェックし、すべて手作業で取り除いています。
原材料部門
(エー・ケー・テック大分工場)
エー・ケー・テック富山工場で選別された古着は、こまやかにカットされて大分工場に送られます。カットされた古着を開繊すると綿のような状態になり、フェルトの原料となる「反毛」が完成します。
製品への想い
原材料部門(エー・ケー・テック)は、最終的に旭タカロンに納品する反毛を製造しています。直接お客さまと接する部署ではありませんが、旭タカロンがお客さまから信頼してもらえるような製品づくりをしていくことをモットーとしています。
未来に向けて
今よりも成長し、会社に利益を生む部署になっていきたいと考えています。そのためには、部署のひとりひとりが自分に対し課題を持ち、チャレンジしていくことが大事です。ただ、人それぞれ苦手なこと、得意なことがあります。長い目で見て、その人にあったやり方で育っていってほしいと考えています。
製造部門の第1・第2工場では「レジンフェルト」と呼ばれる製品を生産しています。第1・第2工場でシート状になったレジンフェルトは加工部門に送られ、熱成形を経て自動車の床やボンネット、エンジンルームなどに使用される製品になります。シート状のまま他社に納品していく場合もあり、こちらはクーラーの室外機など家電製品として使用されます。
製品への想い
私たちは、「常に安定した品質の製品をお届けする」ことを大切にしています。
フェルトは繊維なので、乾燥していると静電気が発生して繊維がバラついたり、湿気が出ると鉄板に繊維がくっついたりと、その日の湿気や天気によってさまざまに変化します。
しかし、お客さまにはどんな気候であっても安定した品質の製品を提供できるよう、こまやかな調節を心がけています。
未来に向けて
今よりも成長し、会社に利益を生む部署になっていきたいと考えています。そのためには、部署のひとりひとりが自分に対し課題を持ち、チャレンジしていくことが大事です。ただ人それぞれ苦手なこと、得意なことがあります。
長い目で見て、その人にあったやり方で育っていってほしいと考えています。
製造部門(第三工場)
製造第3工場は旭タカロンの中でもっとも新しい部署です。数種類の原料を調合し、2〜3層のシート状のフェルトを貼り合わせ、ニードルパンチ機で上下から針を刺して繊維を絡めていく「ニードルフェルト」を製造しています。ニードルフェルトは自動車用のフロアカーペットとして使用されています。
製品への想い
自動車のフロアカーペットというお客さまの目に見える製品を作っているので、見た目の仕上がりには気を配り、こまやかに作業しています。目視や、検査場所の明るさにも注意し、品質管理を徹底して日々よりよい製品を提供できるよう心がけています。
未来に向けて
新しく入社した方が、「毎日楽しい」と思ってもらえるような、働きやすくて相談しやすい部署になっていきたいと考えています。普段からみんなとコミュニケーションを取って環境づくりをしています。また、お客さまに信頼されるような製品を作っていきたいと考えています。
加工第1工場では、製造部門で生産されたフェルトをプレス機で裁断し、さまざまな形にしていきます。このまま納品される製品もありますが、第2工場に運ばれさらに加工を行う製品もあります。第2工場では糊付けやタッカーでの貼り合わせなどの組み立てを行います。
製品への想い
お客さまにご満足いただけるよう、品物はすべてご要望の期日に出荷すること、そして不良品を出さないこと。この2つが加工部門の責務であると考えています。又、弊社ではISO14001を取得し、スタッフ全員が資源循環型社会の実現に向け高い意識を共有しています。
未来に向けて
部署のひとりひとりが、1年経ったときに周りから見て「変わったな」「去年よりも成長したな」と思えるようになってもらいたいと思います。若手の方はまずは与えられた仕事を完璧にこなせるようになってからがスタートです。そこからは「自分がどういう責任を持って仕事をしているか」を考えて仕事をしていけるように成長してあげられる部署にしていきたいです。
加工部門(第三工場)
取引先から支給いただいたカーペット原反に、自社で生産したフェルトを貼り合せ成形します。
カットしたカーペットにマジックテープなどの部品を取りつけ製品を完成させます。
1つの工程ごとに検査(目視)をしっかりと行います。
製品への想い
一番大事にしているのは、「常に安定した高い品質のものをお届けできるように」ということです。私たちの仕事はライン作業のため、スタッフ間の情報伝達がうまくいかないとすべての工程が止まってしまう恐れがあります。そのために引き継ぎをしっかり行い、作業の順序や検査の仕方、管理を徹底し、不良を出さないように日々気を配っています。
未来に向けて
各工程によってさまざまな作業がありますが、「ここしか担当できない」ではなく、全員がすべての工程をこなせることを目指しています。今は限られた人しか担当できない難しい工程もありますが、将来的には全員がどこでも担当できるノウハウと技術を持ち、よりよい品質の製品をお届けできるようになれたらと考えています。
女性の働きやすい環境整備
原材料部門 2019年入社 嶋田さん
働きやすさとチームワークの良さが魅力的な職場です。力仕事ではないので身体的な負担がないし、周りからのフォローやサポートもあります。雰囲気がよくて、みんな仲良くしています。
有給も取りやすいので「製造業って難しそう…」と思わず、とにかくチャレンジしてみてほしい職場です。
原材料部門 2020年入社 平野さん
子どもを育てながら働いていますが、子どもの急な怪我や病気でお休みをもらったときも嫌な顔をされたことがありません。子どもが小さいうちは早めにお迎えに行ってあげたいと休日や時間帯の希望を伝えたときも、快く合わせていただけました。
それに、人間関係がすごくいいんです。安心してプライベートや仕事のことを相談できる職場です。