SDGsの取り組み
SDGs(Sustainable Development Goals)
2015年9月に「国連持続可能な開発サミット」で全会一致で採択された 2030年までの新たな「持続可能な開発目標」で、17の目標と169のターゲットから構成されています。
2050年には世界の人口が90億人に達すると予測される中、社会はさまざまな課題に直面しています。
国連では「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択され、その達成に向けて、企業が果たす役割はますます高まっています。
当社の経営理念(ミッション)でもありますが「私たちは、独自のフェルト(不織布)づくりを通じ、環境にやさしく心豊かで持続可能な社会の実現に貢献する」ことがより一層重要になっていると認識しています。
当社はSDGsを支持し、事業と紐づけ社員一同その目標達成に今後も貢献していきます。
今世界に目を向けると推定9200万トン、内日本では100万トンの衣料が埋め立てや焼却処分されており環境保護の流れに逆行している状況です。
当社ではSDGsやESGの概念が本格化する20数年前から「環境保護・省資源化への対応」を最重要課題として取り組んできました。
具体的には紳士服メーカーをはじめとした協業パートナー様と連携し、回収したスーツ、作業着、古着をはじめとしたウール、綿、ポリエステル製品年間約400トンに及ぶファッションロスを当社独自のフェルトのリサイクル技術によって再生処理(リサイクル)し自動車用内装材やご家庭向けクーラー等の吸音、遮音材などに役立て有効活用(リ・ユース)する取り組みで環境保護・省資源化へ一定の貢献をしてきたのではないかと思います。
また、本事業は社員の「働きがい向上」にも寄与しており「製品を作ることが目的でなく社会貢献につながっている仕事に携わっている」ことそのものがモチベーションアップの動機づけとなり、新卒採用や若手社員の定着率向上にもつながっています。
ISO14001取得企業として今後も人にも地球にも優しい環境づくりを推進していきます。